秋葉原
山手線の一周は南北方向に長く、東西方向に短い形です。そのため、手ごろな散歩をしたいときにはよく東西方向に横断しています。今日も、秋葉原から、新宿まで歩くこととにしました。
最近、コロナであまり散歩をしなくなってしまっていたこともあり、歩き始めの秋葉原駅を写真に撮るのを忘れてしまいました。
中央通りを北に向かい、外神田五丁目の交差点を左折して蔵前橋通りに入ります。

プロステック秋葉原
こちらは、プロステック秋葉原という賃貸オフィスビルのようです。窓と壁の割合が、格好いいですね。

おりがみ会館
神田明神の裏手を進み、ホテル東京ガーデンバレスの裏あたりに来ると、おりがみ会館があります。
本日は休業日のようですが、15年くらい前、見学したことがあります。入館料は無料でした。館長が会話をしながら、折り紙を折っていました。折り紙用の紙も販売していました。

順天堂大学
散歩のときは、なるべく初めての道を歩きたいのですが、つい、外堀通りに出てしまいました。
順天堂大学の高層建築群が見えます。赤白のアンテナはセンチュリータワーです。アンテナの用途は何なのでしょうか?

東京都水道歴史館
外堀通りから一本北側の道に入ると、東京都水道歴史館があります。
こちらは、7年前くらいに見学したことがあります。玉川上水について詳しい展示があったような覚えがあります。入館料は無料です。
後楽園界隈

桜蔭学園
泣く子も黙る桜蔭学園です。2023年の東大合格者数72名です。ひえ~。

桜蔭学園東館
東館は建て替え中のようです。新館になってもサイエンスストリートは健在なのでしょうか?

東京ドームシティアトラクションズ
ビルの間から、東京ドームシティアトラクションズの乗り物が見えます。後楽園ゆうえんちから名称が変わったのは、もう20年も前の話なんですね。入場無料になったことも知りませんでした。
後楽園ゆうえんちの時代に、従兄弟と遊びに来たことがあります。円筒の壁に背中を付けて立ち、円筒が回ると遠心力で壁に貼り付けられ、床が足から離れていくROTOR(回文だ!)というアトラクションに乗りました。それももう、40年くらい前の話ですね。

後楽園駅
後楽園駅って、地下鉄の駅なのに、地上8階建てです。ピラミッドみたいな形に見えるのは、北側斜線のためでしょうか?

文京シビックセンター
しばらく進んで振り返ると、文京シビックセンターが見えました。こちらも北側斜線を考慮した形なのでしょうか。いつ見ても電気ポットを思い出します。
ところで、今通っている牛込小石川線(都道434号線)の北側は、崖になっていますね。この崖は、大筋は神田川が削り、その後、人間が手を加えたものだと思います。
でも、シビックセンターが立っているところは、(今は暗渠になっている)谷端川が削った場所です。谷端川は、大塚駅あたりから千川通りに沿って流れています。
丸ノ内線は、この崖の中を走っています。でも、後楽園駅(≒文京シビックセンター)が谷端川と神田川の合流地点だったので、急に標高が低くなり、地表に出てこざるを得なくなるという訳です。

稱名寺
稱名寺さんというお寺です。お堂の上に鐘楼があり、一風変わっています。
付近には数件のお寺や神社があり、寺町のようです。町の防御に一役買っていたのかもしれません。

音羽川暗渠出口
神田川は高田馬場を通るので、渡って南に出ないと新宿には行けません。そこで、江戸川橋で神田川を渡りました。
橋を渡ってから神田川を見ると、音羽川の暗渠の出口が口を開けていました。今の水の流れはわずかです。でも、この川が音羽通りを作り上げました。

弁天町交差点
外苑東通りに入るとゆるい上り坂になります。
ここは、弁天町の交差点です。付近には夏目漱石の終焉の地があるようです。今度、近くに来たら行ってみようと思います。

草間彌生美術館
草間彌生美術館の前には、人が大勢いました。半分くらいは外国の方でした。

防衛庁
防衛庁の前を通ります。

須賀神社恒例大祭
細い道が見つからなかったので、新宿通りに出てしまいました。
四谷総鎮守の須賀神社のお神輿が出ていました。
最近は、地方より、東京の方がお祭り等の伝統を守っているという感じが強くしますね。

新宿御苑
最後の新宿駅でも写真を撮り忘れてしまいましたので、御苑の写真で締めます。
散歩データ
コース:JR東日本東北本線 秋葉原駅 → 桜蔭学園 → 後楽園 → JR東日本中央本線 新宿駅
距離:11.5km
時間:2h7m