天橋立に行くなら清輝楼に泊まるのがオススメ

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天橋立って、車を使わないと、結構行きにくいところですね。
いつか行きたいと思っていた天橋立に電車を使って、ようやく行くことができました。

前日(5/2)の旅程と清輝楼

前日から宮津の清輝楼に宿泊していました。

訳あって、福知山までの旅程は省きますが、12:53福知山駅発のたんごリレー3号で宮津に向かいました。

京都丹後鉄道自由席特急券(硬券)

京都丹後鉄道自由席特急券(硬券)

福知山で買った特急券は硬券でした。懐かしいです。

自分が幼稚園のころは、自動券売機が無く、窓口販売でした。窓口で行き先を告げると、駅員さんが、あらかじめ印刷されているこのような硬券に、Dating Machineで日付を付けてから売ってくれました。ハサミが入っていたかどうかの記憶はありません。
でも、往復切符を買うことが多かったので、往路にもきっとハサミが入っていたのだと思います。
地元の駅のハサミの形は覚えていません。でも、上野駅のハサミの形が、3つの角を持つ王冠のような型だったのはよく覚えています。

京都丹後鉄道でも、ハサミがあればさらに良いですね。でも、小さなゴミを掃除するのが大変なので、スタンプにしているのでしょう。

たんごリレー3号の自由席

たんごリレー3号の自由席

たんごリレー3号の「自由席」はこんな感じ。車掌さんに「豪華ですね」と伝えたところ、JR九州で多くの車両デザインを手がけられている水戸岡鋭治さんのデザインであることを教えていただきました。

強震観測施設(K-NET)

強震観測施設(K-NET)

宮津に着いて、先ず目に付いたのが、強震観測施設(K-NET)です。全国に約1,000ケ所あるうち、3つ目です。あと997個どこにあるのかな。

細川ガラシャ像

細川ガラシャ像

クリスチャンの間で有名な、細川ガラシャは、この地に住んでいました。
元総理大臣の細川護熙さんは、系図上、細川ガラシャの子孫にあたり、説明書きにお名前がありました。

清輝楼(5/5撮影)

清輝楼(5/5撮影)

宿泊先は清輝楼。

外観がすごく立派です。
それもそのはず、江戸時代の元禄年間に創業され、有形文化財に登録されています。
野口雨情・菊池寛・吉川英治等が宿帳に名を連ねています。
現代も著名な作家さんが宿泊されるそうです。ただし、諸事情から公表していないそうです。

化粧小部屋のある清輝楼の部屋

化粧小部屋のある清輝楼の部屋

布団が写ってしまって申し訳ありませんが、部屋にも歴史が感じられます。窓のある小部屋はお化粧をするための部屋だそうです。襖にも沢山の揮毫がありました。

清輝楼の夕食

清輝楼の夕食

大広間での夕食もとてもおいしかったです。
特に、左側にある、トリガイが美味でした。軽く火であぶって醤油につけて食べます。歯ごたえが最高です。これを食べるために、もう一度行きたいくらいです。

レンタサイクルで天橋立周辺を満喫する

朝食

朝食

朝食も「これぞ和食」という感じで美味でした。

温泉卵は、殻が固く、卵殻膜も丈夫で、厳選された食材だと感じました。この辺りでは、関東よりカレイを良く食べるみたいで、昨日訪れたスーパーマーケットの魚売り場で、広い面積が確保されていました。

さて、本日は、レンタサイクルを使った一日のプランをご紹介したいと思います。

道の駅海の京都宮津

道の駅海の京都宮津

清輝楼から100m程西に行ったところに「道の駅海の京都宮津」があり、ここでレンタサイクルを借ります。休日の場合は、取り合いになるので、予約をオススメします。ただし、予約してあっても、対応は受付順なので、ご注意ください。

レンタサイクルの東側には、「宮津まごころ市農産物等直売所」があります。帰ってくる頃には閉まってしまうので、少々マイナーなお土産を買うのであれば、自転車を借りたあとに寄ってからサイクリングに出かけることをオススメします。

ショッピングモールMipple

ショッピングモールMipple

近くには、ショッピングモールのMippleもあります。こちらは夜10時まで営業していますので、帰ってからでも間に合います。メジャーなお土産なら、ここの1階で買えます。

電動自転車

電動自転車

こちらがレンタルした自転車です。人生初の電動自転車です。ママチャリだけど。

金引の滝

金引の滝

海辺だけを走るのであれば、電動である必要はありません。
電動を借りた理由は、この金引の滝に行くためでした。
海面レベルから標高100m近くまで上ったのに、平地の道を走る感覚でした。電動自転車恐るべし。

滝は綺麗でした。車の駐車場からは距離があり、普通の自転車だと坂道がつらいためか、周辺には数人しかいませんでした。

滝の見学後、坂を下り、「道の駅海の京都宮津」の近くにいったん戻ります。そこから海沿いに北西に2.5kmほど走ると天橋立に至ります。

飛龍展望台からの眺め(5/2撮影)

飛龍展望台からの眺め(5/2撮影)

天橋立ビューランドに登っていなければ登りましょう。
僕は、実は、前日に登ってしまっていました。天橋立ビューランドの飛龍展望台からの眺めはこんな感じ。当然、股のぞきもしました。写真を上下逆さまにすると似た風景が現れます。でも、実際に見るのは違います。

天橋立プリン(5/2撮影)

天橋立プリン(5/2撮影)

ビューランドでは天橋立プリン(400円)も食べました。滑らかで美味しかったです。ただし、2018年の11月10日からの販売のようで、昔からの名物という訳ではありません。

雷にうたれたトナカイ状態(5/2撮影)

雷にうたれたトナカイ状態(5/2撮影)

ついでに言うと、ビューランドでは、こんな光景も見てしまいました。
まるで、雷にうたれたトナカイ状態です。四つ足の動物は、前脚と後脚の間に電位差があると、心臓の近くを電流が流れるので危ないのだそうです。人間は、右足と左足の間に心臓が無いので、致命傷にはなりません。でも、人間でも、雷から避難する場合は、木から離れて、足を閉じておきましょう。

高所恐怖症でなければ、天橋立ビューランドからの下りにはリフトを使いましょう。天橋立の眺めを満喫できます。少し雨が降っていても、リフトを利用する人は多かったです。

彦兵衛茶屋

彦兵衛茶屋

天橋立近くには、お土産物屋さんが軒を連ねています。
「知恵の餅」は、4軒の茶屋だけが使える名称だそうです。そのうちの1軒の彦兵衛茶屋で小休止しました。

知恵の餅

知恵の餅

これが知恵の餅です。頼めば、この上にソフトクリームを載せてくれます。100円増しだったかな。

天橋立

天橋立

天橋立を自転車で走ります。天気も良く、快適です。

日本の道100選 天橋立

日本の道100選 天橋立

天橋立は日本の道100選に選ばれています。今まで、日本橋中央通り銀座通甲州街道の台ケ原宿、を見てきたので、4本目です。あと96本はどこにあるのかな。

磯清水

磯清水

磯清水では、周りを海に囲まれているのに、真水が湧いています。

こちらも百選です。名水百選です。名水なのに飲んではいけないと書いてあります。
なので、舐めてみました。確かに、塩味はしませんでした。

ハマナス

ハマナス

砂浜近くにはハマナスが咲いていました。
ハマナスは知床旅情に出てくるので、北海道に生えるのかと思っていたら、京都でも生えるようです。

かにジュレ冷やしうどん

かにジュレ冷やしうどん

天橋立を渡り切ると、沢山のお土産屋さんがあり、そのうちの松井物産でかにジュレ冷やしうどんを堪能。
山本物産の黒ちくわも食べたけど、普通のちくわに比べて甘くなくて、ちょっと青魚っぽいクセがありました。
途中、元伊勢籠神社(このじんじゃ)という由緒ある神社がありました。残念ながら、良い写真が撮れていませんでした。

昇龍観(5/2撮影)

昇龍観(5/2撮影)

笠松公園に登っていなければ登りましょう。実は、こちらも前日に登っていました。展望台からの眺めは「昇龍観」と呼ばれ、こんな感じ。当然、こちらでも股のぞきをしました。下りはやはり、リフトで降りることをおススメします。

阿蘇の舟屋

阿蘇の舟屋

自転車に乗り、阿蘇海沿いを反時計回りに回ると、阿蘇の舟屋があります。家の中に舟を泊めることができる構造です。いままで、こんな風景は見たことがありませんでした。

丹後国分寺跡

丹後国分寺跡

舟屋から少し登ったところに、丹後国分寺跡があります。もう少し高いところにあると思っていました。更に少し上がったところに京都府立丹後郷土資料館があります。貸し切り状態でした。

回転中の廻旋橋

回転中の廻旋橋

天橋立を戻ってきたら、廻旋橋が回転しているところでした。

サイクリングデータ

コース:清輝楼→道の駅海の京都宮津→金引の滝→天橋立→道の駅海の京都宮津→清輝楼
距離:28.6km
時間:8h16m(見学時間を含む)

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