工事が盛んな南砂町駅前付近
環状三号線に引き続き、環状四号線を反時計回りに歩くことにしました。
先ずは、南砂町駅で下車。
駅前は工事をしており、重機が当たったためか、看板にひびが入り、入口のタイルが剥げています。
丸八通り(=環状四号線)に出るまで、骨組みが続きます。
誰もいないように見えますが、あちらこちらに警備の人がいて、落ち着いて写真が撮れません。
環状四号線は、永代通りから始まるようです。でも、その南側の先に100mほど道が伸びているので、行ってみると、クレーンが何台も稼働中でした。
珍しいものがなかなか見当らない環状四号線の始終点付近
改めて、南砂町駅入口に戻ります。ここが環状四号線の始まりです。
冬至を過ぎたばかりなので、真昼なのに長い影ができています。
きょろきょろしながら歩いているのに、珍しいものがなかなか見当たりません。30分ほど歩いた頃、砂町銀座にある建物のダクトの形がちょっと珍しく思えました。
小名木川を渡ります。船も見当たりません。
竪川大橋(たてかわおおはし)に近づくと、右側に「おーいお茶」のモニュメントを発見!伊藤園の東京東部支店です。大きな建物の中にはお茶が沢山摘まれて積まれているのでしょうか。
昔、竪川には6本くらいしか橋が無かったようです。今は沢山あり、竪川大橋は、五之橋と六之橋の間にあります。
このあたりの竪川は暗渠になっています。
あまり写真を撮れないうちに、総武線を越えてしまいました。ここは、昔、日立製作所の亀戸工場のあったところに作られた亀戸中央公園です。
一年半前の散歩で、強震観測施設(K-NET)を見付けた場所でもあります。
北十間川に架かる小原橋は架け替えの最中で、仮橋でした。仮橋の真上が新橋です。橋の架け替え作業には6年もかかるようで、現在は3年目です。
錆びた柱の標識がありました。いくら何でもメンテナンスした方がいいと思います。強度は大丈夫なんでしょうか?
謎のバリアを発見する
すごい駅名です。東あずま駅。「あずまあずま」ではなく、「ひがしあずま」ではありますが、馬から落馬したり、腹痛が痛い感じです。
小学校の名前を見て分かりました。「東吾嬬」だったんですね。
近くの隅田川には吾妻橋がかかっており、字は異なるものの、どちらも私の奥さん(妻)の意味の様です。だったら、「東あづま」ではないの?
そうそう、丸八通りは、自転車リヤカーの出現率が半端なかったです。5、6台は見たかな。宅配業者も自転車リヤカーで配達していました。
この写真は、電動アシスト付きです。
あれ?丸八通りがいつの間にか明治通りになっていました。
明治通り自体が環状道路のイメージがありますが、東側は環状三号線と四号線の間から始まって、途中で環状四号線になっています。
謎です。
NTT向島ビルの玄関です。なぜ、バリアが必要なのでしょうか?攻められた時の防御?でも、方向としては、建物内からの何らかの流出を阻止しているみたい。
向島百花園って、国指定の名勝・史跡なんですね。知りませんでした。
季節が冬ですし、入口は逆側のようなので、入るのは遠慮しました。
セイコーのミュージアムを発見!
機械式の腕時計に憧れていた15年くらい前に、来た覚えがあります。
館員の方々がとても親切でした。
時計師って、目にルーペを付けますよね?装着のための金具とか帯とかが必要なのか、訪ねてみたところ、そういうものを使う人もいるけど、単体を普通に目に挟めますよとのこと。実際に貸してもらって目に嵌めることができました。怪盗ルパンが片メガネをかけるのも、こういうことかと納得できました。
道端にあった地図を眺めていたら、隅田川のほとりの区立桜堤中学校の敷地内に、近代映画発祥の地があるあったので、来てみました。黒い柵の中に看板が見えます。ここに大きなグラスステージ(ガラス張り屋根の撮影所)が大正2年に建設され、大正12年の関東大震災で倒壊するまでに760本の映画が撮影されたとのことです。
中学校の少し先に、東白髭公園があり、その敷地内に、強震観測施設(K-NET)を見つけてしまいました。K-NETは全国に約1,000ヶ所あり、約20kmおきに設置されているとのことですが、先ほどの亀戸中央公園からは4kmしか離れていません。都内は集中監視区域なのでしょうか。
隅田川を白髭橋で渡ります。
東京スカイツリーが、額縁に入ったように、ちょっとした絵になっていました。
今日の環状四号線の散歩は白髭橋西詰の交差点までとしました。
白髭橋西詰から南千住駅までに見どころが多数あり
そこで、以前から興味のあった石濱神社にお参りすることにしました。
本社の御祭神は、天照大神と豊受姫神でした。伊勢神宮の内宮と外宮の神様です。
それなので、中世には、伊勢詣でのかわりに参詣する人が絶えなかったそうです。
境内に富士遥拝所を発見!
塚は富士山の溶岩で作られているようです。
でも、不思議です。現在の時刻は15:00に近いので、日は西に傾いています。よって、影は東に延びています。つまり、ここから塚に向かうと、東に向かって遥拝することになります。富士山は西にあるのにどうして?塚の裏に回って遥拝すべきなのでしょうか?
境内には、この付近で在原業平が詠んだ「名にし負はば いさこととはん 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと」の歌が書かれた都鳥の歌碑もあるそうですが、見つけられませんでした。
南千住に向かっていると、三方に突き出た特徴的な建物を発見!東京都立産業技術高等専門学校荒川キャンパスでした。昔の東京都立航空工業高等専門学校です。年に数回科学技術展示館が一般公開され、航空機等のコレクションが見学できるようです。是非行ってみたい。
続いて、広い土地を発見。
隅田川駅という貨物駅でした。
道の反対側にあったので、次に来た時によく見てみたいと思います。
隅田川駅から南千住駅にかけては、LaLaテラス南千住があったりして、一大商業都市でした。恥ずかしながら、こんなに栄えていることを全然知りませんでした。
散歩データ
コース:東京メトロ東西線 南砂町駅 → 環状四号線(南砂町駅入口~白髭橋西詰)→ JR常磐線 南千住駅
距離:11.8km
時間:2h58m