環七を歩き切りました。
ご即位パレードの日(2019/11/10)から歩き始めましたので、2年以上かかってしまいました。
平和島
平和島駅から出発します。
平和島駅は、平和島の中ではなく、西の平和島入口というような位置にあります。
駅から100mくらいの位置にある、大森東交差点から環七散歩の続きを歩き始めます。起終点まで残り約2kmです。
大森東交差点から150mくらいで旧東海道と交わります。10年前にここを歩き、少し先の餅甚さんで和菓子を買ったのでした。

平和の森公園でレンタサイクルのサイクルポートを発見!
街中でも、レンタサイクルが走っている姿をしばしば見かけました。使い勝手が良いのでしょう。
この平和の森公園は、運河を埋め立てられた公園であって、ここを過ぎると本当の?平和島です。
平和島のほぼ中央を、環七と首都高一号線が十字に貫いています。
首都高一号線は、思ったよりすいていました。上を通るのが環七です。今日もいい天気!
環七に再び近づく途中にまちかど庭園があります。石碑のような大きな石は、ただの石であり、何も書いてありませんでした。何のために作ったんだろう?
モノレールの下をくぐります。随分年季の入った色をしています。あと3年程で開業60周年ですもんね。
画角外の右手には、流通センター駅があります。
京浜運河の脇に、おおたキャナルサイドウォーク公園を発見!450mほど続いています。きれいに整備されているのに誰も歩いていません。ちょっともったいないです。
大井ふ頭
海抜は5.4m。ゼロメートル地帯に比べれば、埋め立て地の方がよっぽど標高が高いです。津波の被害から逃れるために、埋め立て地に避難する方が安全の場合もあります。
いよいよ環七の起終点である環七大井ふ頭交差点に到着しました。
交差する通りは湾岸道路(国道357号線)、上を通っているのは首都高速湾岸線です。
交差点の先には東京野鳥公園があります。
25年くらい前にバスを使って一回来たことがあります。どんな鳥がいたかは全く覚えていません。バスを降りたら大田市場が見えたので、公園の反対側のバス停だったのでしょう。秋葉原駅のホームから見えた神田市場がこちらに移転してすぐの頃だったので、感慨深かった覚えがあります。
ここから環七は日本橋芝浦大森線となって先に続いていました。
環七大井ふ頭交差点を左折し、北上しました。右手は新幹線の大井車両基地のようです。
この湾岸通り沿いの歩道は、人があまり通らないためか、草がぼうぼうでした。
大井中央陸橋への階段を上る途中に、新幹線が見えました。
この陸橋から、ドクターイエローが見える可能性のあることを帰宅後に知りました。事前に調べるのって、なぜか苦手なんですよね。この次、近くに行ったときに見てこようと思います。
車両基地の建物は長いです。450mくらいあります。先ほどの、おおたキャナルサイドウォーク公園とほぼ同じ長さです。
建物と、今、歩いてきた道との間には線路があります。狭軌のように見えますし、架線の碍子の数も多くないので、在来線用みたいです。新幹線の保守部品でも運ぶのでしょうか?
大井中央陸橋を大井競馬場前駅の方に向かいます。この通りは、先ほど下をくぐった首都高速湾岸線です。
大きいアンテナはNTT埠頭ビル。その左手のやや低い建物は、テレコムエンジニアリングセンターで、日本で最も古い技術基準適合証明・工事設計認証機関です。簡単に言うと、電波を出す製品を作るときに許可を出す機関です。許可がおりると〒記号の付いた技適マークを表示して、電波を出すことができます。
ちょっときれいな建物は、東京都下水道局の八潮ポンプ所でした。どこかの国の大使館と言われても納得しそう。
勝島橋から京浜運河の北の方を望みました。
見えている橋はかもめ橋。右手は京浜運河緑道公園で、家族連れが食事していました。夏にはハゼが釣れるようです。
大井競馬場前駅
勝島橋の歩道は一部付き出していて、風景を眺めていても、通行の邪魔にならないように工夫されていました。
大井競馬場前駅に着きました。切妻屋根と窓の形が特徴的です。
大井競馬場前駅のホームから厩舎が見えます。でも、今日は馬が見えませんでした。
散歩データ
コース:京浜急行電鉄本線 平和島駅→環状七号線(大森東交差点~環七大井ふ頭交差点)→東京モノレール羽田空港線 大井競馬場駅
距離:5.0km
時間:1h26m