正月休みで、体重が1、2キロ増えてしまったので、少し長距離を歩いて体重を減らそうと思います。
選んだコースは御成街道。徳川家康が鷹狩りに行くために造られたと言われています。
御成街道の全長は、約37km。中間付近にモノレールの千城台駅がありますので、今日はそこまで行くことにしました。
追分
御成街道へ行くために京成線を使いました。
船橋競馬場駅で電車を降りて、北東へ。
船橋の防災センターで、横に長いパラボラアンテナとレドームの形が面白い電波塔を見つけたので、1枚撮影。結果から言うと、この散歩では、個性的な塔を沢山見ることになります。
追分
御成街道と成田街道の追分。右が御成街道。真ん中に道標があって、左が成田街道です。
ここから、延々とほぼ直線の道が続きます。より正確に言うと、数kmの直線が何本か組合わさって御成街道になっています。
江戸時代の初期、伊能忠敬もいない時代に、どうやって測量したのでしょうか?
ちなみに、道の角度を地図上で測ってみると、真北から東に向かって100.7°、114.6°、124.8°、100.4°、108.9°となりました。磁気偏角は7°ですから、真北を基準にしたような数値です。でも、江戸時代の初期から円は360°だったのかなぁ。
僕の考えでは、無風の日に直線の両端で狼煙でも焚いて、その両方を見たときの角度が180°になるようなところに道を通して直線にしたのではないかと思います。
新京成の踏切にひっかかってしまったので、1枚パチリ。
ゼブラ柄の背面板がついていてレトロです。でも、左側車線でなくて、右側車線側についているのはなぜなのでしょうか?
飛行機をモチーフにしたU字溝の蓋を発見!
習志野市に入りました。京成大久保駅付近で、ふと足元を見たら、U字溝の蓋に滑り止めらしきマークを発見!でもこれ、絶対狙ってますよね。習志野市には、航空自衛隊の基地があるので、飛行機の3機編隊でしょ?
本日の2塔目。日本大学生産工学部の塔です。
突き出た円筒の格好が、煙突みたいです。でも、実は給水塔らしいです。
今度は京成線の踏切に引っかかりました。
この警報機もあまり見かけないタイプですね。
踏切脇の鉄塔で、自由の女神の冠のような構造物を発見。ねずみ除けでしょうか?
点検担当者は登りにくそうです。
犢橋(こてはし)宿
千葉市の状況
- 豪農1
- 豪農2
花見川を越えると、天戸町、犢橋(こてはし)町、長沼町と続きます。
県庁所在地の千葉市なのに豪農っぽい家が沢山あることに驚きました。
- 千葉市マンホール1
- 千葉市マンホール2
千葉市のマンホールはデザインをしょっちゅう変えているようです。でも、モチーフは、市の鳥、木、花であるコアジサシ、ケヤキ、オオガハスで変わっていないようです。
御成街道の分断
御成街道は長沼原町の交差点付近から分断されます。
このあたりが分断地点ですが、並木を含めて何事も無かったように左にカーブしてきます。
ここが分断点終了地点付近の鎌池交差点です。東から西に向かって撮影しています。先まで続いているように見えますが、すぐに突き当ります。
花見川区から若葉区に移ったためか、今まで見かけなかった「御成街道」の看板が出てくるようになりました。
今日の散歩は塔に始まり塔に終わる
東京ガスの遮断バルブを備えるステーションのようです。
塔は、ガスを安全に放出する放散塔でしょうか?
今度は総武線の踏切にひっかかりました。今日は各踏切で引っかかっています。撮り鉄ではありませんが、電車の写真が増えます。
金親(かねおや)宿
住宅街でない、御成街道の様子です。本当に真っ直ぐな道が続きます。
でも、適度にアップダウンがあったりするので、思ったより疲れません。
今日の昼ご飯であるダブルナッツチョコです。トイレを借りたセブンイレブンで調達しました。
思っていたより沢山入っていたので、満足できました。
本日の目的地付近に、かなり巨大な塔が現れました。
千葉県水道局の坂月高架水槽という給水塔のようです。インパクトがあります。
御成台1丁目の交差点です。今日の御成街道の散歩はここまでにします。
この信号も、ゼブラ柄の背面板がついていました。でも、手前側の信号にはついていないんですね。臨機応変につけるものなのでしょう。
モノレールの駅に向かう途中の小学校の校舎裏に、大きな岩石の標本がおいてありました。
小学校の時代に、こういう本物の標本を見ていれば、地学にもっと興味が湧いただろうと思います。
このモノレールで帰ってきました。「作草部マコ」(さくさべまこ)号というらしいです。
今回の散歩で、体重は0.5kg減りました。
散歩データ
コース:京成本線 船橋競馬場駅 → 御成街道 → 千葉都市モノレール2号線 千城台駅
距離:22.9km
時間:5h49m