今日の散歩では、日本地図センターを発見!
閉まっていましたが、ウィンドウを眺めるだけでも楽しめました。
リニューアルされた代々木八幡駅
代々木八幡で降りると、ほぼ一ケ月前に工事中だった通路が開通していました。
新しいところを歩くと、ちょっと得した気分になります。
源頼朝(義家という説もある)が奥州征伐に行く時、鞍を掛けたという「倉掛けの松」がありました。枝がたれ、木の形が面白い名木だったものの、残念ながら、明治に枯死してしまったそうです。
この倉掛けの松辺りには、なぜか、機動隊の車が停まっていて、警備の人が立っていました。理由を聞いても、おそらく、「あっちへ行け」と言われるだけなので、帰宅してから、地名の「富ヶ谷」と「警備」で検索をかけたら、なるほどという理由でした。
凸凹の地形
こんなところから、NHKが見えます。アンテナが沢山付いています。
手前にある家の屋根は今歩いている道の高さとほぼ同じなので、道の脇が崖になっていることが分かります。崖は、渋谷川の支流によって削られて作られたようです。
NHKも渋谷川の谷の中にあるのかと思って地形図を見たら、標高が20mほどの台の上にありました。
もともとNHKがあった愛宕山の標高を調べてみると25.7mでした。引越しによって、標高は若干低くなったものの、やはり放送局なので、高いところを選んで建物を建てているようです。
あるカフェの前に、石碑を発見!
「油屋江(へ)三り(里)とうふやへ二里」と書いてあります。
昔の人は、車も無いのに、遠くまで買い物に行っていたようです。
松見坂交差点の辺りは、とても複雑な凸凹です。
こちらは、目黒川の支流の仕事のようです。
複雑な凸凹の地形と関連があるのか日本地図センターを発見!
閉まっていましたが、開いていれば、販売をしているのでしょうか?
閉まってはいても、ウィンドウに展示されている内容がディープで楽しめます。
例えば、(1)令和元年12月1日には29面の地形図が発行されること、(2)玉川温泉には「北投石」呼ばれるレアな含鉛重晶石が算出されること、(3)長崎県東北部には「女の都(めのと)」という地名があること、などの情報を得ることができました。
天皇陛下御即位記念で、限定1,000セット、27,500円の四代御即位記念地図一式も売られています。四代とは、大正、昭和、平成、令和を示しているようです。桐箱入りです。
地盤沈下の観測井を発見!
蘆花恒春園の世田谷観測井に続いて2か所目です。
観測井のすぐ隣にも、何やらスゴイ装置がありました。右に伸びるダクトは、歩道の上を跨ぎ、大坂橋自動車排出ガス測定局に繋がっていました。ということは、分析計とかが入っているのでしょうか?(大気浄化公募実験の電気集塵および脱硝装置であることが帰宅後に分かりました)
目黒川に出会いました。今年3月に歩いて以来、久しぶりの対面です。
そうだ、環状6号線を歩いているのでした。
今日歩いているところは、ずっと山手通りと呼ばれています。このあたりの山手通りは現在拡幅工事中です。
中目黒駅に着きました。
写真は撮りませんでしたが、ここに至るまでのところの商店街は、都内でも有数のオシャレな商店街だと思います。
散歩データ
コース:小田急小田原線 代々木八幡駅 → 環状6号線(山手通り)→ 東急東横線 中目黒駅
距離:3.8km
時間:54m