今日は亀戸を散歩しました。強い地震を計るための施設を発見しました。
五ノ橋通り
亀戸天満宮に行ったり、上州屋錦糸町店に行ったことがあるので、亀戸駅には何回か来たことがあります。
今日は、24時間テレビの日で、駅前にはTシャツを着て幟(のぼり)を持つスタッフが数名いました。
先ずは、駅前の通りを南に行きます。
右手に、大きな浮世絵の看板が並んでいます。江戸時代末期に活躍した浮世絵師、五渡亭(ごとてい)はこの地で活躍していたとのことです。この通りは、五ノ橋通りなので、五と五を関連付けているようです。
五ノ橋は竪川(たてかわ)にかかっています。隅田川から数えて5番目なので、五ノ橋。
一ノ橋は、8年前に、吉良邸から泉岳寺まで歩いた時に渡ったことがあります。その時は、赤穂浪士が討ち入り後に初めて渡ったことにちなんで、一ノ橋と名付けられたと思っていました。ああ勘違い。
おいてけ掘跡
五之橋通りの交差点を右折し西に向かいました。この辺りは、「五之橋」を冠している交差点が少なくとも5つあります。余程、地元に馴染んでいるのでしょう。
貨物の越中島(えっちゅうじま)支線をくぐって右折し、線路沿いに歩いて、左手に労金が見えたらそちらに向かいます。その労金の斜め向かいに、おいてけ掘跡がありました。
看板によれば、堀のあったところは区立第三亀戸中学校の校庭の一部だったようです。形状は長方形のように描いてあります。丁度、プールのような感じだったのでしょうか。
吉實
線路に近い道を東に戻って、駅前を通過しました。24時間テレビのスタッフは既にいませんでした。
京葉道路を800mほど東に向かい、亀戸七丁目東の交差点を斜め左前に向かいます。
しばらく行くと右手に吉實(よしさね)さんがありました。評判のよい刃物店です。店名はありますが、普通の家とあまり変わりません。実は、4年前に、詳しい地図を持たずに来た時は、急いでいたこともあって、前を通り過ぎたのに見つけることができませんでした。
僕は調理人でも主夫でもないので、自分用の高級包丁を持つことは無いでしょう。でも、将来、包丁を贈ってあげたい人が出てくるかもしれないので、場所と雰囲気だけは知っておきたかったのです。いつかご主人の蘊蓄を拝聴したいなぁ。
強震観測施設
周囲一帯は亀戸中央公園です。昭和47年まで日立製作所の亀戸工場でした。

亀戸スポーツセンター入口付近の塔
総武本線をくぐると亀戸スポーツセンターがあり、その入口に塔が立っていました。人が四方から柱に寄りかかったように見えます。上方の形状から察するに、排気口でしょうか。
さらに100mくらい西に進むと防災科学技術研究所の強震観測施設(K-NET)を発見しました。
通常の高感度の地震計では測れない強い地震を計るための施設で、全国に約1,000か所、約20km間隔で設置されているそうです。ここで収集したデータは、緊急地震速報で使われるのかもしれません。
僕はこの施設を今回初めて見ました。でも、各度道府県に平均20施設ずつ存在するのであれば、今後また目にする機会もあると思います。今まで以上にきょろきょろしながら散歩して、発見したらまた報告しようと思います
散歩データ
コース:JR総武線 亀戸駅 → 強震観測施設 → JR総武線 亀戸駅
距離 :4.4km
時間 :1h5m
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