目黒川を歩く | 将軍池を発見! | 北沢川緑道

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降り方が分からなかったのでドキドキしてしまった世田谷線

世田谷線に乗りたかったので、下高井戸駅から山下駅まで2駅の距離を乗ってしまいました。以前世田谷線に乗ったのは25年くらい前でしょうか。とにかく久しぶりでした。

下高井戸駅の改札で、Suicaを「ピッ」とやったのは良かったんですが、降りる方法が分かりません。「運転席の横に、Suicaをタッチする機械があるから、そこにタッチすればいいのかな。他に降りる人がいたらその人のやり方を見習えばいいや」と思っていたら、1つ目の松原駅では降りる人がいません!ちょっとドキドキしてきました。

降りる予定だった運転席の横のドアをもう一度見直してみたら、そこには「入口」と書いてあるではありませんか。ということは、ここは「出口」ではなさそうです。一つ後ろのドアを見ると、そこには「出口」の文字が書いてありました。
ただ、この出口付近には、Suicaをタッチする機械はありません。そうこうするうちに、山下駅に着いてしまいました!

幸い、僕より先に降りる人が一人いて、財布に触らずにそのまま降りて行ったので、真似をしました。

山下駅での世田谷線

山下駅での世田谷線

山下駅は無人駅で、改札もありませんでした。なーんだ、全線一律の先払いだったんですね。車内の目立つ場所に一言そう書いておいてくれれば、こんなにドキドキせずにすんだのにと思いました。

花が咲き乱ていた北沢川緑道

線路の向こうに見える北沢川緑道

線路の向こうに見える北沢川緑道

線路の西に出て、ちょっと北に進むと、先日歩いてきた北沢川緑道が線路の向こうに見えました。ここから続きを歩きます。

ユリの木公園

ユリの木公園

線路のこちら側の緑道は、「ユリの木公園」という名前です。
え?ユリって草じゃなくて、木だったの?

ユリの木

ユリの木

そうらしいです。この木の花がユリに似ているので、そのような名前だとか。他にもチューリップの花のようにも見えるので、チューリップツリーとも呼ばれます。
葉は、半纏のような形をしていて、半纏木(はんてんぼく)とも呼ばれるらしいです。
つまり、この木としてのアイデンティティがないので、似ているものの名前で呼ばれてしまっているようです。

僕は、葉に耳があるように見えたので、ミミズクのようだと思いました。でも、ググってみたかぎり、そのように見える人は少ないみたい。

ともかく、この公園には、今まで生きてきた中で見たユリの木の数に匹敵するくらいのユリの木が植えられていました。

山下公園

山下公園

山下公園を発見!横浜に来てしまったかと思いました。

それはともかく、今の季節、草花が花がたくさん咲いています。
看板の下に咲いているのはムラサキハナナでしょうか?

オオアマナ

オオアマナ

そのほか、オオアマナ(アマナといっても毒草です)とか

シャガ

シャガ

シャガとか

トキワマンサク

トキワマンサク

トキワマンサクとか

アブラナ

アブラナ

アブラナとか

シャクナゲ

シャクナゲ

シャクナゲとか

オオキバナカタバミ

オオキバナカタバミ

オオキバナカタバミとか

モッコウバラ

モッコウバラ

モッコウバラとか

フジ

フジ

フジとかが咲いていました。

鳩が異様に沢山停まっている電線

鳩が異様に沢山停まっている電線

途中、鳩が異様に沢山停まっている電線がありました。
この下を通るのは怖かったですよ。フンされそうで。

北沢川緑道の終点である弁天橋

北沢川緑道の終点である弁天橋

花を見ているうちに、弁天橋まで来ました。
ここが北沢川緑道の終点です。

案内板があり、北沢川が玉川上水から分水した用水であったこと、それ以前は、松沢病院構内の窪地に湧いた湧水や周辺の雨水が集まった細流であったことなどが記されていました。

ここからは、暗渠(二万五千分の一の地形図に記されています)の近くの道を通って松沢病院の方に向かいます。(散歩後に調べてみたら細い道が残っているようです)

将軍池を発見!

桜上水交番前の七差路

桜上水交番前の七差路

桜上水交番前の交差点は驚きの七差路!
北東から南西方向に、8km程続く直線的な道路があり、そこに5本の道がつながっています。直線道は、昔、街を計画する人が、未開拓なこの土地に対して、定規で直線をエイヤっと引いて造られたのだと思います。

世田谷区のキャベツ畑

世田谷区のキャベツ畑

世田谷区にもキャベツ畑があるんですね。世田谷産のキャベツは、どれほどの高価格になるのでしょうか。
畑の向こう側が少し低くなっていて、元の流れはそちらだったようです。

北沢川暗渠の起点付近

北沢川暗渠の起点付近

二万五千分の一の地図に記されている北沢川の暗渠の起点付近に到着しました。北沢川はT字路から向こう側の道の方に流れ始めているようです。

北沢川の散歩の仕上げとして、看板に記されていた松沢病院の方に向かいます。

将軍池公園

将軍池公園

T字路から350mほどで、通りの向こうに将軍池公園が見えてきました。
あまり大きな公園ではありませんが、利用者は多く、この日は、団体さんがゴザを敷いてお弁当を食べていました。

将軍池

将軍池

その団体さんの横を抜けたところで公園の名前の由来となった将軍池を発見!松沢病院の患者さんたちが大正時代に造園作業をして造った人工の池で、「将軍」と自称していた一人の患者さんにちなんで名付けられたそうです。

ここに来る前は、将軍池が北沢川の水源だと思っていました。でも、大正時代に作られた人工の池ということであれば、ちょっと違うようですね。

公園から北に向かって上北沢駅に来ました。

上北沢駅の線路とホーム

上北沢駅の線路とホーム

細い道に沿って線路とホームが見えてきました。

上北沢駅の入口

上北沢駅の入口

そのホームを背にして入る、こちらの下り階段が上北沢駅の入口でした。こんな構造を見たのは初めてです。京王線とは異なる地下鉄か何かの入口だと思って、一度は通り過ぎてしまいました。

散歩データ

コース:東急世田谷線 山下駅 → 北沢川緑道 → 京王京王線 上北沢駅
距離:4.0km
時間:1h1m

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