目黒天空庭園を発見しました。春先で花が多く、天気も良かったので、気持ちよく見学できました。
目黒川と蛇崩川の合流点を発見!
恵比寿から出発します。
なんの変哲もない写真です。でも、ここは渋谷川と目黒川の分水嶺!写真では良く分かりませんが、注意して歩いていると登りから下りになるのが分かります。
雨が降ると、水が向こうとこちらに分かれるんでしょうね。
目黒川に向かって急な下り坂になります。別所坂です。
正面に見えるのは、庚申塔(こうしんとう)。60日毎の庚申(かのえさる)の日に、眠ってしまうと体から三尸(さんし)という虫が抜けだし、天の神に悪事を報告されてしまうらしいです。そのため、眠らずに過ごすという民間信仰(庚申講)があり、それに基づいて建てられた塔です。
左側の看板は、江戸後期に探検家の近藤重蔵が、この付近にミニ富士を築造したということが書かれています。こちらは富士講です。
昔の人は、掛け持ちで複数の講に属することがあったのでしょうか?それとも、宗教的なもので、一つの講にしか属していなかったのでしょうか?
「皀樹橋」から目黒川沿いを歩き始めます。「さいかちばし」今日は読めましたよ。平仮名で書いてある親柱もありましたから。
川の合流地点がありました。先週も歩いたところですが、気が付きませんでした。
左から流れ込んでくる川は蛇崩川(じゃくずれがわ)。ほとんど暗渠になっている川ですが、二万五千分の一地形図でたどると、水源は馬事公苑付近のようです。
合流地点には、「合流点遊び場」という公園があって、親子連れや犬を連れた人が寛いでいました。
橋を一つ進んで、先週の到達地点の日乃出橋に来ました。橋の上から桜の木を見てみると、1、2輪咲いているようないないような感じです。
でも、人が川に近づきすぎたり、植え込みに入らないように、ロープが既にしっかりと貼られていました。
また、この付近でよく見かけるのが、電撃殺虫機。目の敵にしているのはユスリカです。ユスリカは人を刺すことはしません。でも、蚊柱は確かに嫌なものです。
地元の有志の方々が桜を植樹したことを記念して建てられた記念碑です。目黒川だけでなく、神田川や石神井川も川沿いに桜が沢山植えてありますが、みんな誰かが植樹したものですので、感謝しつつ観賞しなくてはいけないと、改めて思いました。
目黒天空庭園・オーパス夢広場を発見!
いきなり、大きな石造りの円形の建物が出現!コロッセウムでしょうか?!
今日の目黒川の散歩は、この大橋までとして、先ほどの建物を訪れることにしました。
でも、この橋、大橋という割にはあまり長くないなぁ。
異様な建物の中には、隣の高速道路(首都高速3号渋谷線)からのループが伸びており、道路のようです。
その道路の下を辿っていくと・・・
目黒天空庭園・オーパス夢広場でした。
でも、なんでオーパス?オーパスって、音楽の作品番号のことではなかったでしたっけ?まさか、オーバル(卵形、楕円形)の間違えってことないですよね?まぁ、どうでもいいですけど。
ともかく、大橋ジャンクションの内側に作られています。
春先なので、いろいろな花が咲いていました。早咲きの桜とか・・・
ジンチョウゲですか?でも、あまり匂わなかったような・・・
サンシュユとか・・・
空気が澄んでいれば富士山も見えるようです。今日は霞んでいて見えません。
なお、隣接して、目黒区立大橋図書館もありますので、晴れていても雨が降っていても楽しめる場所です。
さて、首都高速3号渋谷線の下を通る国道246号線に戻ってきました。
昭和44年まで、ここを玉電という路面電車が走っていました。多摩川の砂利を東京に運ぶことを目的として敷設されたとのことです。
そうか!この広い道を支えるから、長さが短くても「大橋」なんですね。
池尻大橋から帰る前に、東山貝塚公園に寄ってみました。
北区の西ヶ原貝塚、港区の丸山貝塚と並び、東京三大貝塚のひとつとされているとのことです。
目立ったものは、復元された竪穴式住居跡のみで、貝殻等は見つかりませんでした。
池尻大橋駅に着いて驚いたのは、この、エレベータのみにつながる改札です。
珍しいので、もちろんここを通って電車に乗りました。
散歩データ
コース:JR山手線 恵比寿駅 → 目黒川(日乃出橋~大橋)→ 東急田園都市線 池尻大橋駅
距離:5.2km
時間:1h38m