本屋で工場の写真集を見かけませんか?最近は、夜に船に乗って、工場の夜景を海から楽しむツアーもあるそうですね。パイプがくねくねしながら配管されている巨大プラントには、確かに心惹かれるものがあります。
今日の散歩ではそんな巨大プラントの写真を撮ることができました。
葛西水再生センター
舞浜駅の南口はディズニーランドで混んでいます。でも、北口は平穏です。舞浜大橋で江戸川を渡り、東京都に入ります。
葛西臨海公園が、終わりになるころに現れる歩道橋で首都高速湾岸線を越え、道なりに江戸川区スポーツ施設臨海球技場に行きました。
その途中で中途半端に南方向を撮影した写真がこちら。
右の建物の屋上は区のスポーツ施設で、今いる場所と同じ2階にあります。建物の下の階は、葛西水再生センターが使っています。貯水池でもあるのでしょう。
左手前から中央奥に向かって、昔は水路があったようで、道路上にある「20徐行」の表示の左側の窪みは、水路の名残りのようです。首都高速の向こうの左奥には葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」が見えます。
球技をしばらく観戦し、首都高速脇までいったん戻り、再度西に向かいました。
すると、すぐに巨大プラントを発見!
太いくねくね配管と、3本の高い煙突が印象的です。煙突の先端はお互いにまとめられています。まとめると、排気をする上で、効果が上がるのでしょうか?
プラントを説明する看板が見当たらず、当初、化学系のプラントだと思いました。でも地図で見たところ、再生センターとあります。以前、三河島の水再生センターを見たこともありますが、こんな高い煙突を持つ大型プラントは無かったような気がします。 処理をする水の性質によって、処理法にもいろいろあるのでしょう。僕としては、水の処理法より、夜中にライトアップされて綺麗に見えるのかどうかということの方が気になります。夜に来る予定はありませんが。。。
首都高速中央環状線の端点である葛西JCTです。下から見ると、よくこんな細いところを高速で走れるものだといつも思います。
荒川
荒川の河口付近に来ました。遠くに見える清砂大橋(きよすなおおはし)のところが中川との合流地点です。
この荒川放水路、広すぎて、本当に人工で掘削されたとは思えません。掘削時の建設責任者は青山士(あおやまあきら)さん。北区にある荒川治水資料館の展示で経歴や業績をたまたま知ってから、僕の尊敬する技術者の一人です。
東京スカイツリーと並んでいる鉄塔は、江東変電所です。
辰巳水泳場
荒川を渡ると夢の島。更に進むと東京辰巳水泳場が見えました。
右の水門は、曙水門。中を砂町運河が通っています。上を通るのは京葉線。面白い形の組み合わせです。
自分の中での辰巳水泳場は、オペラハウスとイメージが被っていて、その全景を見たいと常々思っていました。この湾岸沿いの道を歩いて行けば、全景が見えるかと楽しみに歩いて行くと・・・
この湾岸沿いの道から辰巳水泳場が見えることは二度とありませんでした。水泳場の全景が見たい場合は途中で右に曲がらないとダメなようです。
散歩データ
コース:JR京葉線 舞浜駅 → 葛西水再生センター → 東京臨海新交通臨海線 お台場海浜公園駅
距離:12.6km
時間:2h32m
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