東海道を歩く | 天井川を発見! | 水口~三条大橋

東海道を歩き終える今日、水口宿から石部宿の間で天井川を発見しました。

水口宿

水口石

水口石

力比べに使っていたという水口石を発見!歌川国芳の浮世絵に出てくるそうです。

説明板に浮世絵とあったので、広重が水口でどんな浮世絵を描いていたのか急に気になり、調べてみました。

すると、名物のかんぴょうを描いているではありませんか。しまった。昨日、夕食を買いに行ったスーパーマーケットでは、かんぴょう巻きを買うべきだった!

修景整備された「林口一里塚」は113里目です。

水田や麦畑の道を歩いて行くと、ほどなく「泉一里塚」(114里)も現れました。こちらもモニュメントとして整備された一里塚です。

東海道最後の「御陵一里塚」は124里なので、あと10里くらいで、東海道の旅も終わりです。ちょっと寂しくなってきました。

横田の渡し公園

横田の渡し公園

江戸時代、野洲川は横田の渡しで渡りました。東海道13渡しの一つです。ただ、3月から9月は舟渡しで、10月から翌2月までは土橋を使ったとのことです。横田の渡し公園には、日本一ともいわれる横田の渡し大常夜灯がありました。

野洲川

野洲川

石部宿

横田常夜燈

横田常夜燈

野洲川を渡った先には横田常夜燈があります。横田橋を渡ると、この常夜燈の先に出てしまい、戻ってくる人は少ないだろうと思って、わざわざ撮りに行きました。大常夜灯より50年以上前に建てられたそうです。

石部の宿に入ると、細い道を猛スピードで飛ばす車ばかりです。通学する学生もいますが、お構いなし。自分の身の安全を確保するのが精いっぱいで、写真も思うように撮れません。

そんな中、2回ほど重厚なアーチ環のトンネルをくぐる場所がありました。ガイドブックを見ると、トンネルの上を水が通っているので、農業用水だろうと思っていました。

でも、後で調べると、これらは天井川をくぐるトンネルで、大沙川隧道(おおすながわずいどう)と由良谷川隧道(ゆらやかわずいどう)でした。
これが天井川か!教科書でその存在を知ってはいても、目にしたのは初めてでした。

石部駅を過ぎると東海道は上道(うえみち)と下道(したみち)に分かれます。

上道が本街道とのことなので、上道を通ることにしました。

三上山(近江富士)

三上山(近江富士)

金山跡を南から迂回すると、三上山(近江富士)が目の前に見えます。バランスのとれた良い形です。うぐいすがいたる所で鳴いていて、のどかです。

草津宿

木製の車

木製の車

草津線の線路に沿った道を歩いていると、家の前に木製の車が積みあがっていました。趣味なのでしょうか、それとも実用品なのでしょうか?用途がわかりませんが、妙に興味が湧きました。

旧和中散本舗

旧和中散本舗

旧和中散本舗の建物が立派で、写真を撮ろうと思ったら、新聞か何かの配達員さんが画角に入ってきてしまいました。少し待てば画角から出て行ってくれるのですが、今日は60km近く歩く予定なので、一分一秒が惜しくて、そのまま写真を撮りました。

こちらは歩きで、向こうは自転車の配達であり、速度がほとんど同じなので、しばらく抜きつ抜かれつしていました。

「六地蔵一里塚」(117里)と「目川一里塚」(118里)を相次いで発見!この間の時間47分。今日は50km以上歩かなければならないので、ハイペースを保たなければなりません。

草津川橋から見た草津川

草津川橋から見た草津川

草津川が天井川であることは知っていました。草津川橋を渡りながら期待を込めて川を眺めてみたんですが、単なる枯れ川で、川底が周囲より高いような気もせず、ちょっと拍子抜けでした。

草津宿に足を踏み入れるまで、草津宿と草津温泉は同じものとばかり思い込んでいました。実は違うんですね。どうりで、温泉が見当たりません。

草津宿本陣

草津宿本陣

本陣がありました。本当は中を見学したかったですし、本日お泊りの細川越中守にも挨拶したかったんですが、先を急ぎます。

野路一里塚跡(119里)と月輪池(つきのわいけ)一里塚跡(120里)を発見!この間は1里歩くのに45分でした。5.2km/hのかなり速いペースです。

大津宿

不意に瀬田唐橋に出ました。突然の琵琶湖です。

琵琶湖は比較的クリーンなイメージがありましたが、ちょっと臭かったな。

犬矢来

犬矢来

京都に近いためか、家のつくり方が今までと若干違うような気がします。特に、この窓の下にある物体の意味が分かりませんでした。

正解は犬矢来(いぬやらい)。犬猫の排泄物で家が傷まないようにするための工夫だそうです。

大津事件の碑を見逃したなぁと思いながら歩いて行くと、道がだんだん登りになります。逢坂です。

関蝉丸神社下社

関蝉丸神社下社

百人一首で、絶大の人気を誇る蝉丸を祭った神社が3社あります。ここは、下社。鳥居の前に線路が走っています。道路があることはあっても線路は珍しいです。

大津から京都に至る道は狭く、国道一号線が命綱という感じです。

逢坂の関に至る道は細いので、関を置いておけば良いという考えがよく分かりました。

山科追分

山科追分

山科追分は、左に分かれていく大阪道との分岐点です。

道標を探しましたが見当たりません。張り紙があって、車で破壊されてしまったとのこと。ただ、本物は琵琶湖文化会館にあって無事らしいです。

旧道ではない冠木門

旧道ではない冠木門

東海道本線をくぐり、国道一号線から旧道への道を探します。冠木門があるので、ここが旧道だと思い込みがちですが、実は、もう一つ先の小道が旧道です。間違う人がいるんじゃないの?

坂本龍馬とお龍の結婚式場跡

坂本龍馬とお龍の結婚式場跡

坂本龍馬とお龍の結婚式場跡を発見!ここで結婚式を挙げた後に行った鹿児島旅行が、日本初の新婚旅行だったとのことです。でも、記録に残っていないだけで、もっと前にもいたことでしょう。

三条大橋

三条大橋

三条大橋

ついに三条大橋が見えました!

親柱には橋の名前が付いていません。本当に三条大橋なんですか?

周りの表示に三条大橋とあるので、きっとそうなのでしょう。やったぁ!

記念写真を誰かに取ってもらおうと思いましたが、足を止めている人がいません。

東京の日本橋で足を止めて写真を撮っている人は沢山いるのになぁ。

仕方がないので、外国人に写真を撮ってくれと英語で頼まざるを得ませんでした。

当初、京都に1泊して、京都・奈良を観光してから帰ろうと思っていました。

しかし、道中には有名な神社仏閣がありながら、ほとんどお参りをしていません。京都・奈良の神社仏閣だけ特別視することもないと思い、五色豆と乾燥八ツ橋を買い、すぐに新幹線に乗って帰ってきてしまいました。

歩いて15日かかったのに、帰りは2時間20分でした。

散歩データ

コース:水口宿 → 石部宿 → 草津宿 → 大津宿 → 三条大橋
距離:57.3km
時間:13h55m
出費:\22,852(土産代、新幹線代含む)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする