甲州街道を歩く | 3基の常夜灯を発見! | 府中~日野

甲州街道の常夜灯は、火伏せ(神仏の力によって火災を防ぐこと)を願って建てられました。

防火のためなのに火を灯す理由は良く分かりません。ただ、当番制にすることで、村民の結束に一役買っていたことは確かだと思います。

府中宿

大国魂神社

大国魂神社

府中駅から出発し、大国魂神社にお参りします。

大国魂神社は大国主命をお祀りしています。でも、僕は大国主命について、因幡の白兎くらいしか知りません。

古事記でも読んで勉強すれば、散歩がもっと面白くなるんでしょうね。

八朔相撲の土俵

八朔相撲の土俵

八朔相撲の土俵がありました。

八朔相撲は、天正18年(1590年)に徳川家康が江戸城に入城した日を記念し、五穀豊穣・天下泰平のために始まったそうです[1]。400年記念の碑が立っていました。歴史を感じます。

お参りを終えて、西に200mほど行くと、甲州街道と鎌倉街道の交差点(府中市役所前)があります。

大国魂神社御旅所の柵内にある府中高札場

大国魂神社御旅所の柵内にある府中高札場

ここに、高札場を発見!

木の風合いが往時を彷彿とさせてくれます。

説明書には、6枚くらいの高札を掛けていたことや、江戸には35箇所の高札場があったことが書かれていました。

また、ここは(くらやみ祭りの)御旅所(おたびじょ)になっているとのこと。5月5日の夜に、8基の神輿渡御(みこしとぎょ=練り歩くこと)があって、献饌(けんせん=物をお供えをすること)や奉幣(ほうへい=ぬさを奉ること)をするとのことです。[1]

高札は、神様の後ろ盾によって威厳を高めていたのかもしれません。

高安寺のケヤキ

高安寺のケヤキ

高札場からさらに300mほど行ったところに高安寺があり、府中の名木100選に選ばれてるケヤキがありました。至る所でケヤキが目につく府中市内で選ばれるのですから名木中の名木ですね。

甲州街道は、台地を通る街道だったので、水に乏しく、付近の家並みでは火災に悩まされていました。そこで、村人たちは「講」を作り、遠州の秋葉神社で祈祷してもらい、常夜灯を設けたのことです[2]。

甲州街道沿いに、本宿村、上谷保村、青柳村の常夜灯が残っていました。

灯火管制が敷かれるまで100年以上も当番制で火を灯していたようです。

常夜灯は東から西に向かって新しくなります。隣村のしきたりが徐々に伝わっていったのでしょうか。

谷保天満宮

谷保天満宮

谷保天満宮です。

菅原道真が太宰府に左遷されたとき、第三子の道武は谷保に配流され、道真が薨去(こうきょ)した際に、思慕の情から鎮座したとのこと[3]。ご由緒ある神社だったんですね。

日野宿

立日橋

立日橋

立日橋で多摩川を渡ります。

江戸時代は「日野の渡し」があって、舟で多摩川を渡ったそうです。
関東平野の西端に近づき、ようやく山々が見えてきました。

日野宿本陣の門

日野宿本陣の門

日野宿の本陣がありました。

残念ながら今日は休館日です。

日野宿の問屋場・高札場跡

日野宿の問屋場・高札場跡

日野宿の問屋場(といやば)・高札場跡は日野図書館になっていました。

日野駅

日野駅

日野駅に着きました。1937年以来の駅舎だそうですが、あまり古さを感じさせません。

散歩データ

コース:京王線 府中駅 → 府中宿 → 日野宿 → JR中央線 日野駅
距離:10.5km
時間:2h27m

引用

[1] 大国魂神社HP
[2] 本宿村の常夜灯由来書
[3] 谷保天満宮HP

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