今日は、信濃町駅前の交差点から南の方向に歩きます。
今まで、信濃町駅を利用する場合は、神宮球場や秩父宮ラグビー場に行くことが多く、特に土地の凸凹を感じたことがありませんでした。でも、駅の南東側は、切り立った崖になっているんですね。
明治記念館の正門に、「憲法記念館」と書いてありました。(人が多過ぎて邪魔になるので、その写真は撮りませんでした。)
移築前の本館の中で、明治憲法の草案審議の御前会議が開かれたということで、博物館ではないようです。
でも、そんな貴重な建物であれば、昔、友人の結婚式で来た時に、調度品をもっとよく見ておけばよかったです。
すぐに権田原の交差点に至り、そこを渡ると東宮御所の石垣が左手に続きます。
青山通りを渡ると都立青山公園の北地区が現れます。巨木が林立する落ち着いた公園です。
その、青山公園の一角に、東京都水道局の自動水質計器を発見!
こういう、自動計器ってちょっと気になるんですよね。屋内ではなく、公園に設置されているのは、場所をとるからでしょうか。
東京都水道局のHPによれば、正式名称は給水栓自動水質計器というようで、都内に131台あり、残留塩素、濁度・色度、電気伝導度を計っているとのことです。この給水栓No.は14でした。
南青山陸橋で交差するのは都道413号線(赤坂杉並線)で、この左側はトンネル(乃木坂トンネル)になっています。そのトンネルの下に東京メトロ乃木坂駅があって、ここに出口があるので、待ち合わせの人が沢山いました。
国立新美術館では、東山魁夷展を開催していました。
国立新美術館には常設展が無く、僕にはチケットが高過ぎて、館内には残念ながら一度も入ったことがありません。
六本木トンネルを抜けると、車道と歩道が一度分かれた形になっていて、この階段を登ります。
階段を登った先には六本木ヒルズの54階建てビルがバーンと立っていました。
ヒルズ下の地下道路は、高低差を繋ぐ坂と駐車場への入口のため、複雑な形状でした。
ヒルズを過ぎると、道路の右側が急に低くなっています。この低い部分は、今は暗渠になっている吉野川(赤羽川)によって削られました。大河だったのでしょうか?それとも柔らかめの地質なのでしょうか?吉野川は麻布十番駅近くの一の橋のところで古川(渋谷川)に合流しています。
今日は麻布十番駅までとしました。
信濃町から六本木まで、思っていたより近くてちょっと驚きでした。
散歩データ
コース:信濃町 → 環状三号線(信濃町駅前~新一の橋)→ 麻布十番
距離:3.8km
時間:54min