波高島
JR身延線の波高島駅から静岡方面に向かって散歩開始。
すぐに上り坂になり、上りきらないうちに、常葉川と交差します。富士川に流れ込む直前です。
身延線や道路が好き放題に場所を使っています。几帳面な日本人の仕事として、これが最も効率的な土地活用法なのでしょう。
波高島駅から1kmほどのところにある八木沢に、天然記念物のオハツキイチョウがあると地図にあり、寄り道をしてみました。しかし、残念ながら、見つけることはできませんでした。
そのかわりに、重厚な仮設建築物を見つけました。作業構台です。
中部横断自動車道を作っているので、そこから掘った土砂などを運ぶために作られています。重厚ではあるものの道幅は結構細かったりします。そこを重たそうなダンプカーが上り下りしています。材料力学的に安全係数を考えて作られていると分かっていても、くにゃっとならないか、少し心配。
自動車道は、この富士川沿いの道と並行して建築されているため、少し歩くと違うタイプの作業構台が現れます。
塩之沢
こちらの写真では、沢山の丸い柱で支えています。筋かいみたいな補強を入れなくても大丈夫なのでしょうか?ちょっと見た感じでは分かりませんが、根がらみみたいなことはなされているのでしょうか?土にある程度埋めてあるから大丈夫なのでしょうか?
身延
身延橋に差し掛かりました。
富士川にかかっている橋はトラス橋が多いんですよね。この角度から撮影すると、橋の中央が高くなっていることがよく分かります。20年くらい前に、身延駅からバスに乗り、この橋を渡って日蓮宗の総本山である久遠寺にお参りに行きました。
久遠寺は、身延駅から歩いて行けるところだとばかり思っていたのに、バスに乗って、しかも富士川を渡るのはどうしてだろうと疑問に思います。
「身延線」というくらいですから、線路を通した人は、久遠寺を十分に意識していたはずです。あまりに畏れ多くて近くを通せなかったのでしょうか?
しょうにん通り商店街の街並みです。
今回は歩きなので、景観に気を使っていることがよく分かります。店に入ってしまうとあれもこれも欲しくなりそうなので、先に行くことにします。
身延駅です。
商店街のこだわりの景観に比べると普通の建物に見えます。ただ、郵便ポストは最近では珍しい丸ポストですね。
身延駅から約3kmのところで富士川と再会したところの写真です。
多数のテトラポッドがあります。富士川には、水制用の工作物として聖牛(ひじりうし・せいぎゅう)や菱牛(ひしうし)が使われるものとばかり思っていました。地形や効能によって使い分けているのでしょうか?
甲斐大島
甲斐大島まで来ました。
時刻表を見ると、次の電車は約2時間後です。
でも、次の内船(うつぶな)までは、直線距離で6km近くあります。日も少し傾いてきました。To go or not to go, that is the question!
結局、甲斐大島で留まり、次の電車を待つことにしました。
散歩データ
コース:JR身延線 波高島駅 → JR身延線 甲斐大島駅
距離 :11.8km
時間 :2h16m
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